トラックボールのすすめ

PC設定/操作

はじめに

トラックボールマウスに興味があるけど、操作が難しそうとか、普通のマウスより価格が高いとかで躊躇されている方も多いのではないかと思います。私は普通のマウスからトラックボールマウスに切り替えてもう10年近くなります。そして、最近私の周囲にトラックボールマウスを使用している人が増えてきています。私の使用している機種と使用感を紹介したいと思います。なお、以降トラックボールマウスをトラックボール、普通のマウスをマウスと表示します。

新たにELECOM ISTを2種を購入しました。
新たにELECOM EX-G Proを購入しました。(2026年01月)

トラックボールのメリット・デメリット

トラックボールのメリットの一つとして、使う手の動きが少なく、長時間の作業でも疲れにくいと言われます。確かに、手首、腕を動かさずに指だけで操作できますので、そうだと思います。さらに、私的には「場所を取らない」というメリットが大きいと思います。マウスのように本体を前後左右に動かす必要がないので、マウスより大きいトラックボールでも、使用する場所は狭くて済みます。また、ポインターが届かなくて、マウスを持ち上げて戻して、カチャカチャと音をさせる人がいます。電話会議などでは結構気になったりしますが、トラックボールだとそれが無くなります。あと、マウスに比べてポインターを移動できる距離が大きいので、画面の端から端への移動や、複数画面を使う方の移動とかで操作が楽です。

トラックボールのデメリットは、操作に慣れるまでに時間がかかること。マウスの本体を動かす操作からトラックボールの指でボールを動かす動作に慣れるまでに、1週間ぐらいはかかると思ってください。最初はポインターが思うところに行かなかったり、思うところで止められずにイライラしますが、そのうちマウス操作で手首を動かしたり、目的の位置に届かなくて、マウスを戻して動かすことにイライラするようになります。特にボール操作はポインターが動きやすいので、細かく動かすのが難しくなります。その場合は、画面を拡大する手もありますし、機種によっては動作範囲を狭くするボタン設定があったりします。まあ、慣れてしまえば全く問題ないです。

ボールの動きを軽くするために、潤滑剤やコーティング剤を使用する方もあるようです。私の場合は、「ガラコ」を使っています。車通勤をしていて、ガラスコーティングに使用していたので、費用は掛かっていません。ほんの一瞬スプレーして、あとはティッシュなどで塗り伸ばせば、かなり滑りが良くなります。

トラックボールの種類

トラックボールは、本体に付いたボールを指で動かしてポインターを操作し、親指操作タイプと人差し指操作タイプがありますが、製図やデザイン、動画編集などで細かな操作など特殊なことをしないのであれば、親指操作タイプがマウスからの移行がより容易であると思います。私もデスクワーカーですが、書類の作成やデータ入力などをメインに行うのであれば、親指操作タイプで全く問題ありません。

次に有線か無線かの選択です。トラックボールは本体を動かさないので、置き場所を取らず、有線で十分のように思えます。しかし、そんなトラックボールだからこそ、どこにでもおけるように無線にしておいたほうが便利です。プレゼンの時など、手に持ったまま操作することも可能です。
電池は単三/単四1本で3か月から半年程度使えますので、電池代は気になりません。まあ、これはマウスも同じかと思います。
ノートPCをお使いの方は、初めからBlueToothが使えると思うので、レシーバー無しで使えるタイプがあれば、そちらを使われた方が良いかと思います。

私が使用している機種

私が使用しているトラックボールは、以下の機種です。

  • サンワサプライ:MA-TB39BK
  • エレコム:M-XT2DRBK
  • エレコム:bitra M-MT1DRSBK
  • エレコム:IST M-IT10DRBK
  • エレコム:IST M-IT11BRBK
  • エレコム:EX-PRO M-XPT1MRXBK

上の順に左から並べた写真です。大きさを比較頂ければと思います。IST M-IT11BRBKはIST M-IT10DRBKとほぼ同じなので省いております。

サンワサプライ:MA-TB39BK

これは、私が最初に購入したトラックボールで、ごく一般的なマウスと同じで左右のクリックとスクロール機能のみです。全体的に大きく、ボールも大きいので少しボール操作が重たい感じがしますが、通常使用には全く問題ないです。エルゴデザインで手のひらがフィットするのですが、艶ありのボディーが手汗と手垢でちょっとべとつくのが難点です。表面がエンボス加工されていたら良かったのに。あと、ボールが取り外せないので、ボールの支点にたまるごみを掃除するには分解する必要があります。使用頻度が減って見かけなくなり、どこかに紛れ込んでしまったと思っていたら、次男が使っていました。

エレコム:M-XT2DRBK

これは、私が3番目に購入したトラックボールで、2番目はM-XT1DRBKでしたが、長男が使うというので譲りました。まあ、ボールの支点の材質が違う感じで見た目は同じですね。
スクロールのホイールを左右に動かすことができ、Excelシートなどを左右にスクロールできたりします。また、薬指にあるボタンを押しながらボールを回すとポインターの移動距離を微小にすることができます。
私がエレコムのトラックボールを使用している理由は、元はエレコムの多機能マウスを使用しており、エレコムの「マウスアシスタント」というソフトを使っていたからです。「マウスアシスタント」を使うことで、ラックボールのボタンにいろいろな機能を割り当てることができます。
掃除に関して、ボールを容易に取り外すことができ、支点部分の掃除も楽です。なお、支点のごみを掃除するときには、静電気が発生しないように軽く湿らせたティッシュなどで拭くと良いです。静電気を帯びると、しばらくポインターの動きがおかしくなります。
使用しているのは無線ですが、有線タイプもあります。いろいろ使い勝手がいいので、会社で使用していましたが、EX-G PROにその座をゆずってしまいました。今は、M-XT2DRBKも長男が使っています。

エレコム:bitra M-MT1DRSBK

これは、4番目に購入したトラックボールで、移動中、移動先で使用することを目的に購入しました。ボールの直径は最初のMA-TB39BKの半分程度しかなく、小さいので使い勝手が悪いかなと思っていたのですが、ポインターの連動がうまく調整されていて普通に使いやすいです。手の小さい女性とか、日常使いにしても問題無いと思います。
これも機能を割付できるボタンがあるのですが、M-XT2DRBKにあった横スクロールやポインターの微動のボタンはありません。ボールの取り外しは簡単で、支点の掃除がしやすいです。無線です。ケース付きなので、持ち運び安心です。この型は終売しております。
2025年11月より、bitraの機能改善された機種が再販されております。こちら、レシーバー有、無しで切替できるようなので、より使いやすいと思います。

Elecom IST M-IT10DRBK

フリマでほぼ未使用で安価なものを見つけたので購入しました。ルビー支点のタイプです。握った感じや左右クリックの押しやすさは、EX-G (M-XT2DRBK) よりも良いと思います。長時間使うのであれば、ISTをお勧めします。ただ、5ボタンかつ左右スクロールなしなので、EX-Gの価格を考えたら左右スクロールは欲しかったなぁと思います。Excel、Wordで便利なのですよね、左右スクロールは。
あと、ボールの支持を人工ルビーとベアリングに交換できるようになっており、そのため精度的に問題がありそうだと思っておりました。案の定、ボールのある位置になると引っ掛かりを感じました。他の方の記事をみても同様の事象が数件報告されていました。シリコン塗布されたとか、しばらく様子をみたとかありましたが、解決するはずありません。ボールと周辺をよく見てみると、本体との隙間が狭くなっている部分があるかと思います。私の場合は、手首側に寄っていおりました。その部分の内側をカッターナイフでほんの僅か削ってみれば・・・、素晴らしく爽快に動くようになりました。フリマで中古購入でしたし、電化製品の分解・清掃に慣れているので処置しましたが、新品で購入された方は、初期不良でクレームを入れても良いかと思います。

Elecom IST M-IT11BRBK

とても操作感に興味があったので、ISTのベアリング支点のタイプも購入しました。左がルビー支点のM-IT10DRBK、右がベアリング支点のM-IT11BRBKです。ボールを装着するとほぼ外観は同じ、ほぼ区別はつきません。ボールを操作すると、ベアリング支点の方が軽い感じがしますが、ベアリングとボールの接点がルビー支点より広いのと、ベアリングの回転のせいか、わずかに音がします。その意味で、滑らかさはルビー支点、軽さはベアリング支点といった感じです。ボール以外の操作感は全く同じですので、ボール操作の軽さを求めないのであれば、ルビー支点タイプで十分かと思います。また、M-IT11BRBKはレシーバーのないタイプなので、接続が楽でいいと思います。ルビー支点タイプでもレシーバーなしのタイプはあります。いちいちUSBにレシーバーを挿すのも面倒なので、レシーバーの有無にこだわるのも良いかもしれません。

上で、「軽さはベアリング支点タイプ」と書きましたが、ルビー支点のボールに何かを塗って滑りを改善する方法があります。始めの方に述べましたが、潤滑剤やコーティング剤(私は「ガラコ」を使用)でベアリング支点に肉薄するぐらいに滑るようになります。なお、ベアリング支点の場合は、元の滑りが良いので潤滑剤やコーティング剤での滑りの改善感はほぼありませんでした。

エレコム EX-PRO M-XPT1MRXBK

ヤフオクで格安の良品中古を見つけ入札したところ、競合入札がなく落札してしまいました。外観、動作に全く問題無く、丁寧に使われていたんだなと感じます。
大きさ的には、最初に載せている サンワサプライ:MA-TB39BK に匹敵するくらい大きいのですが、形状が私に合っているようで、手を置いた安定感がすごくいいです。ということで、一番使用時間の長い、会社で使っております。
PCとの接続が、有線、無線レシーバー有、無線レシーバー無しの3つの方法で接続できますが、会社も自宅もノートPCなので、無線レシーバー無しです。これが一番便利ですね。
EX-Gより設定できるボタンが増えたので、手を置いたまま操作できることが増えて効率的になりました。

IST PROも良さそうですが、まだ高いからなぁ。いずれ手に入れたらご紹介したいと思います。

終わりに

最近私の周りにトラックボール使用者が増えており、なんだかうれしく思っております。使っている人は、口をそろえて便利といいます。問題はボール操作に慣れるまで我慢できるかどうかですね。あと、私はエレコムさんの製品ですが、私の周りにはロジテックさんを使っている人もいます。この2社がほとんどですね。メーカーの違いはよく分かりませんが、ソフトウェアの都合でたぶん一度使用したメーカーを継続することになるかと思います。また、特にメーカー間の性能を比較する必要もないように思います。トラックボールに興味がある方は、ご検討されてみたらいかがでしょうか?

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